飲む日焼け止め

紫外線がお肌のダメージを引き起こすことはよく知られています。
中には、”日中は絶対に外に出ない”なんて方もいらっしゃいますが、なかなかそうはいかないですよね。
紫外線からの防御はUVクリームはもちろんのこと、日傘、帽子、手袋やUVカットの長袖シャツなど様々なアイテムがあります。
ですが、物理的な方法だけで完璧に紫外線から防御するのは難しいことです。
そんなときに役に立つのが飲む日焼け止め。
私も、以前はそんなの効くの??と思っていました。
飲む日焼け止めだけで全てが解決するわけではありませんが、最近では科学的に効果があることが分かってきました。物理的な防御(UVクリームなど)と合わせて使うことで、外からと中から、両方からの紫外線防御が可能になります。

飲む日焼け止めとは?

飲む日焼け止めも何種類かありますが、基本的には「抗酸化・抗炎症剤」と思っていただいて良いでしょう。
物理的な防御ではありませんから、飲む日焼け止めを飲んでいても当然紫外線は肌に当たります。その際の肌のダメージ・反応を最小限に抑えるのが飲む日焼け止めの目的です。

紫外線による肌のダメージ

紫外線にはUVAとUVBというものがあります。
UVAは波長が315nmから380nmと”紫外線の中では”長い波長のものです。レーザーってなに?という記事でも書いているように、光は波長が長い方が深くまで届きます。そのため、UVAは深く届き、真皮にまでダメージを与えます。真皮のダメージによりいわゆる光老化”シミ、しわ、たるみ”を引き起こします。
また、メラニン色素を酸化させて褐色にします。これがいわゆる”サンタン:日焼けによる色素沈着”です。
そして、知っておくべきことが一つ。UVAの量は冬や朝夕、どの季節や時間帯でもあまり減らないのです!
UVAで肌が徐々に褐色にはなりますが、赤くなったり炎症を起こすことが無いため、いわゆる日焼けとして自覚しないうちにダメージが着実に蓄積するのです。

UVBは波長が280nmから315nmとUVAよりも短い波長になり、真皮の浅い層と、表皮に作用します。そして、メラニン色素による防御作用を越えたダメージが加わると細胞が傷つくため、炎症が起こります。炎症により血管が充血し、皮膚の色が赤くなります。これがいわゆる”サンバーン:日焼けによるやけど”です。
UVBは直接細胞のDNAに作用するため、より危険といわれています。

UVAもUVBも”活性酸素”を発生させ、その、活性酸素が細胞にダメージを与えます。
UVクリームはUVAやUVBが直接肌に届くのをブロックしますが、飲む日焼け止めは、紫外線による活性酸素の産生や炎症を予防するという違いがあるのです。

UVクリームと飲む日焼け止め

UVクリームはお城の防壁の様なものと思って良いでしょう。敵(紫外線)の侵入を直接ふせいでくれます。
それに対して、飲む日焼け止めはお城の防衛隊の様なものと思って良いでしょう。侵入してきた敵(紫外線)による破壊活動(活性酸素の発生)を防止してくれます。
お城を守るのにどんなに強い防衛隊がいても防壁が無ければ守り切れないですし、しっかりした防壁があっても防衛隊がいなければ侵入者に対して完璧な防御は出来ないですよね?
それと同じで、UVクリームや日傘は絶対に重要です。
さらに、それで防御しきれない部分に対して飲む日焼け止めを飲んでおくのはとても良いということです。
飲む日焼け止めはUVクリームの代替品では無いので、併用が重要ということがわかって頂けましたでしょうか?
どちらか一方だけを選べといわれたら、間違いなくUVクリームです。
どうするのが一番良いかといわれたら、併用が良いというのが正しい答えでしょう。

飲む日焼け止めの使用法

UVクリームの場合には、紫外線を浴びる前に塗るのが重要です。お出かけ30分前位に使用するのが良いでしょう。
物理的な防御ですから、今日は全く外に出なくて引きこもり!とか、通勤は暗い時間帯で、日中はずっと建物の中という日には不要と言えますね。今日たっぷり付けたから、明日も大丈夫ということもありません。

飲む日焼け止めは出来れば継続して使って頂き、体の中の抗酸化作用を高めた状態を維持していただきたいのです。飲む日焼け止めの効果 飲む日焼け止めは、持続して摂取することで徐々に紫外線に対する防御効果が高まっていきます。ですから、今日はお出かけだから飲むというよりは、春から夏にかけて飲むとか、旅行の1ヶ月前から飲むなどの方が良いでしょう。(1年中飲むことが最もお薦めです。)
もちろん、当日だけ飲むとか数日前からというのが無駄なわけでは決してありません。ですが、”より高い効果”を出すにはちょっと前から飲んだ方がより良いということですね。
さらに当院の飲む日焼け止めの場合には、日焼けをしそうな日や、日焼けしてしまった日から3日ほどは2錠飲むことがお薦めです。
紫外線防御効果は1錠でも充分なのですが、防御しきれなくて”サンバーン”の状態になってしまった際には、2錠のむことで回復が早くなります。

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1日1錠30日分 5400円(税込み)