インフルエンザワクチン接種について

インフルエンザワクチンの予防接種を開始しました

COVID-19との同時感染予防などの観点から本年はインフルエンザワクチンの予防接種の希望者が増えることが予測されております。

インフルエンザと新型コロナウイルス(COVID-19)感染症は特に成人においては、症状がよく似ているため判別しにくく、早期の的確な診断や治療が難しくなる可能性があります。

昨年より多くのワクチンの確保を目指しましたが、国内全体での需要増が大きい為、現在確保している量からの追加は困難な状況です。
ワクチン不足も予想され、なくなり次第終了となります
インフルエンザの予防、重症化のリスク低減及びCOVID-19との同時感染リスク低減のため、早めのワクチン接種をお薦め致します。

接種希望の方は電話又は受付窓口にて御相談下さい。

接種料金

6歳以上 3500円
(13歳未満の方で当院での2回目接種の場合は3000円)
6歳未満の小児の方は、原則小児科での接種をお薦めします。

従来、13歳未満では2回接種が推奨されておりました。
しかしながら、13歳未満での2回接種は日本独自の設定であり(参考資料1)
WHO(世界保健機構)と米国CDC(疾病予防管理センター)では

6か月~9歳未満:1~2回(初めての年は2回、前年に接種していれば1回、前年に接種していなければ2回)
9歳以上:全て1回

が推奨されております。(参考資料2)
13歳未満のお子さんに関しても、昨年接種している場合には1回接種も御検討下さい。
13歳未満のお子さんでの2回接種を御希望の場合には、2回目の際に御両親どちらかを同時に接種するなど“偶数人数”でのご予約をさせて頂きますのでご協力下さい。(ワクチンは1瓶で2回分の量が入っているため)

インフルエンザワクチンはインフルエンザの発症を100%予防するものではありませんが、予防接種をしていない場合に比べて発症リスクを60%程度軽減すると言われております。
また、接種しない場合と比べて症状が軽減され、重症化のリスクが低くなることが期待されます。
学校や職場、家庭内での二次感染の予防の為にも、ご家族での接種をお薦め致します。

参考資料1:厚生労働省HP インフルエンザQ&Aより抜粋

Q.20: ワクチンは1回接種でよいでしょうか?

  1. 13歳以上の方は、1回接種を原則としています(注1)。ワクチンの添付文書には「13歳以上のものは1回または2回注射」と記載されていますが、健康な成人の方や基礎疾患(慢性疾患)のある方を対象に行われた研究から、インフルエンザワクチン0.5mLの1回接種で、2回接種と同等の抗体価(注2)の上昇が得られるとの報告があります※1、2。ただし、医学的な理由により(注1)、医師が2回接種を必要と判断した場合は、その限りではありません。なお、定期の予防接種(注3)は1回接種としています。
  2. 13歳未満の方は、2回接種です。1回接種後よりも2回接種後の方がより高い抗体価の上昇が得られることから、日本ではインフルエンザワクチンの接種量及び接種回数は次のとおりとなっています。なお、1回目の接種時に12歳で2回目の接種時に13歳になっていた場合でも、12歳として考えて2回目の接種を行っていただいて差し支えありません。
    • (1)6カ月以上3歳未満の方 1回0.25mL 2回接種(注4)
    • (2)3歳以上13歳未満の方 1回0.5mL 2回接種
  3. 諸外国の状況について、世界保健機関(WHO)においては、ワクチン(不活化ワクチンに限る。)の用法において、9歳以上の小児及び健康成人に対しては「1回注射」が適切である旨、見解を示しています。また、米国予防接種諮問委員会(US-ACIP)も、9歳以上(「月齢6ヶ月から8歳の小児」以外)の者は「1回注射」とする旨を示しています。
  1. (注1)13歳以上の基礎疾患(慢性疾患)のある方で、著しく免疫が抑制されている状態にあると考えられる方等は、医師の判断で2回接種となる場合があります。
  2. (注2)抗体価とは、抗原と反応できる抗体の量であり、ウイルス感染やワクチン接種により体内で産生された抗体の量を測定することで得られる値のことです。
  3. (注3)インフルエンザワクチンの定期接種の対象者については、Q28をご参照下さい。
  4. (注4)[2](1)について、一部のワクチンは、「1歳以上3歳未満の方 1回0.25mL 2回接種」となります。
  1. ※1平成23年度 厚生労働科学研究費補助金 新興インフルエンザ等新興・再興感染症研究事業「予防接種に関するワクチンの有効性・安全性等についての分析疫学研究(研究代表者:廣田良夫(大阪市立大学))」
  2. ※2平成28年度 厚生労働行政推進調査事業費補助金(新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業「ワクチンの有効性・安全性評価とVPD(vaccine preventable diseases)対策への適用に関する分析疫学研究(研究代表者:廣田良夫(保健医療経営大学))」

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html#q20

参考資料2:米国CDC(疾病予防管理センター)2020-2021インフルエンザシーズンに関するレポートより抜粋

For those aged 6 months through 8 years, the number of doses of influenza vaccine needed for the 2020–21 influenza season is determined as follows :

  • Those who have previously received ≥2 total doses of trivalent or quadrivalent influenza vaccine ≥4 weeks apart before July 1, 2020, require only 1 dose for the 2020–21 season. The 2 previous doses of influenza vaccine do not need to have been administered in the same season or consecutive seasons.
  • Those who have not previously received ≥2 doses of trivalent or quadrivalent influenza vaccine ≥4 weeks apart before July 1, 2020, or whose previous influenza vaccination history is unknown, require 2 doses for the 2020–21 season. The interval between the 2 doses should be ≥4 weeks. Two doses are recommended even if the child turns age 9 years between receipt of dose 1 and dose 2.
  • Adults and children aged ≥9 years need only 1 dose of influenza vaccine for the 2020–21 season.

https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/69/rr/rr6908a1.htm?s_cid=rr6908a1_w

 

2020年11月2日おしらせ

Posted by 中野 貴光